障害があることは、恥ずかしいことなのか?

双極性障害の理奈子です。

障害者手帳の3級を持っています。手帳を持っているので私は障害者なのでしょう。

ふとした瞬間に障害者であることを恥ずかしいと思う自分がいます。

障害は、恥ずかしいものなのでしょうか。

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私が障害者になるまで

身体、知的、精神障害者に差別意識を持ったことはないつもりです。

祖父母が障害者教育に携わっていたこともあり、小さいころから障害を持った知人との関わりがありました。

障害があるため生活に何らかの不便は生じるが、自分たちのように健康な人と何ら変わりのない人間で、避けたり怖がったりすることはないと幼いながらも感じていたように思います。

私が障害者手帳を取得したのは2年前のことです。

3~4年前から自分が精神障害福祉手帳を取得できることは知っていて、主治医に相談したこともありました。

しかし、「手帳を持てば障害者となるが、それでもよいのか」と言われ踏みとどまってしまいました。

私は障害者を差別したことのないつもりでいましたが、いざ自分が障害者となるのは「嫌だ」と思ったのです。

小、中学と健康でなんの問題もなく、高校も進学校に行けたのに、私が障害者に「なり下がる」のかと思いました。

それでも手帳を申請したのは、転院した先の主治医に勧められたからです。

精神障害者になるというデメリット(?)より、メリットの方を重視することにしました。

障害者は恥ずかしい?

障害者であることは、「恥ずかしい」ことなんでしょうか。

私はそうは思いません。

なのに、自分が障害者であるのは恥ずかしいと未だに思っている自分がいます。

おかしいですよね。他人は差別していないつもりなのに自分の障害は恥ずかしいと思っているんです。無意識に障害者を下に見るような考えがあることにショックを受けています。

「障害=恥ずかしい」という考えが自分の中にあるということは、無意識に自分以外の障害者も差別しているのではないかということに気付いて、苦しいです。

障害者であることは自ら手帳を見せたり打ち明けたりしない限り、他人にバレることはありません。何かの手続きや割引に使うときに見せる相手は大抵赤の他人ですから。

なので進んで知人に見せたことはありません。

なりたくて障害者になる人はいないでしょう。

ただ、私はもっと堂々としていたいです。

障害を見せびらかすとか、自慢するとか、笠に着るとか、そういうんじゃなく。

障害者だからってこそこそ恥ずかしがるのでもなく。

障害あるけど、日常生活に支障来してるけど、それが何か?ぐらいで堂々としていたいんです。

私が障害を恥ずかしいと思ってしまう理由は、障害を受け入れられてないからなのでしょう。

「なんで私が障害者に?」「なりたくてなったわけじゃない」「周りがうらやましい」

「普通になりたい」・・・障害を受け入れるのって、とても難しいです。

周りから差別されるのが怖いです。

白い目で見られたくないです。

なのに、気付いたら白い目で見ていたのは自分でした。

精神障害者の私を一番差別していたのは、私でした。

自分を、自分で差別するのはやめたいです。

そうしたら、私が障害者を差別することはなくなるのに。

身内に障害者がいると恥ずかしい?

私が例え障害者であることを受け入れたとしても、家族が受け入れるかどうかは分かりません。

障害者控除を受けるためには勤め先に申請しなければいけません。

私は現在無職なので、障害者控除を申請できる先は父の勤め先です。

父にそれとなく控除の話をしたことはありますが、申請には至っていません。

黙っていれば分からないのに、申請すれば家族に障害者がいることがバレてしまいます。

父に恥ずかしい思いはさせたくありません。

「身内に障害者がいるという理由で家族まで差別されたらどうしよう」と思うと自分だけの都合で障害をむやみにオープンにはできません。

障害は恥ずかしくないと訴えたいのに行動が伴いません。

障害者であることに自分では慣れてきたつもりなのに、周りの人のことを考えた瞬間に肩身が狭い気持ちになります。

健常者と障害者の境界線

自分と障害についていろいろ考えを巡らしていましたが、

手帳を持っている(国に認められている)=障害者、じゃないのかなあと思えてきました。

もし私がずっと精神障害福祉手帳を取得していなかったとしても、5年も双極性障害と付き合っていて、日常生活に支障を来していればもうそれは障害者なんじゃないでしょうか。

今さら、健常者には戻れないってわけです。

障害に対しての思いは時間が経つうちに変わっていくでしょう。

なかなか言葉にするのが難しいテーマではありますが、定期的に触れていきたいです。

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