双極性障害・転院歴5回!転院して感じたこと、気を付けるポイント

双極性障害Ⅱ型歴5年の理奈子です。

引っ越しや相性の理由から私は転院を5回しています。

多いと感じますか?どうでしょうか。

今回は転院をしてみて感じたこと、転院の際気を付けたいことについて見ていきます。

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転院を5回した経緯

不調を感じてから、受診するまで

高校3年生の秋、突然学校に行けなくなりました。

私がベッドに伏せたまま動けないでいる間、母はネットや本でいろいろ調べ物をしていたようです。

5年前のクリスマス直前、近くの心療内科を受診することを決意しました。

なぜ秋にはもう具合悪かったのにすぐ受診しなかったのでしょうか?

今心療内科や精神科にかかっているみなさんは、不調を感じた時すぐ受診なさいましたか?

私の場合はメンタルの不調で病院に行くということに対してビビっていました

そのため、2カ月ほど何もしないでただ鬱々とした日々を送っていました。

だって!まさか自分が鬱になるなんて思ってもみなかったわけですし、テレビの健康番組でうつになりやすい人チェックをやり「うへへ、自分は絶対ならないダイジョーブダイジョーブ」なんて言ってたんですから。

心療内科?精神科?なにそれ・・・怖い・・・という思いと

病院に行ったら自分が鬱だということを認めることになるのが嫌だったんです。

1軒目 心療内科

近所の心療内科を受診しました。

病名は言われませんでしたが、薬は処方されました。

受験を控えていたので、強い薬は使えないとのことでした。

受験中に眠ってしまったり、初めて飲む薬が強く効きすぎたりすると困るからです。

受験優先、「とりあえず」の処方が続きました。

そしてなんとか、なんとか受験を乗り越えて進学が決定しました。

2軒目 メンタルクリニック

引っ越し先の近くにメンタルクリニックがあったのでそこに通院することにしました。

しかしそこで私は担当医と信頼関係を築くことができませんでした。

清潔感あふれる待合室、受付の看護師はちょっと冷たい印象。

診察室に入るとやけに高価そうな椅子に座らされます。

医師はかなり距離をとって座ります。

医「特に変わりありませんか?

私「はい。」

~診察終了~

といったやり取りを毎回していました。

なんで自分「はい」って言っちゃうんだ!?ほんとは具体的な不調があるのに!寝つきが悪いのに過眠しちゃうとか!大学行けないほどつらい状態の時があるとか!

と自己嫌悪しているうちに体調はさらに悪くなり休学し、実家に戻ります。

3軒目 総合病院 精神科

実家に戻り最初に通っていた心療内科を再受診したところ、精神科への転院を勧められました。

紹介状をもらい、総合病院の精神科へと転院します。

担当医はおじいちゃん先生でした。

このおじいちゃん先生と私は相性最悪でした。

当時復学を目標に治療していたのですが

復学していいんじゃない?と言ったと思えば

次の診療の時にはまだ復学するなんて早いだろ!とブチきれる。

カルテちゃんと書いていたんでしょうか?

言ってることがバラバラだし、薬もめまぐるしく変わるし、

もうほんと病院行けない、無理。を何度繰り返したか分かりません。

三環系抗うつ薬を主に飲んでいました。

4軒目 メンタルクリニック

見切り発車ではあったのでしょうが復学しました。もう近所だからって選んだりはしないんだからね!と

住んでいる場所から一駅離れた有名なメンタルクリニックを選びました。

担当医は穏やかな男性でした。

そこで初めて

「双極性障害Ⅱ型」

の診断をされました。

処方も変わりました。血液検査も定期的に行い、薬が効いているか調べるためリチウムの血中濃度を測っていました。

ここまでたどり着くのに1年半かかりました。うつ病の薬と双極性障害の薬の処方は違うんです。もう少し早く双極性障害だと分かっていたらなあ・・・と思わないこともないですが・・・。

ここではたまにカウンセリングも受けていました。若い女性で優しい方でした。愚痴言ってるだけで30分終わっていたのでもったいなかったなあ。もっと苦しさの根本的なことを話したかったです。

しかし、大学生活を続けられるほど回復することはなく私は退学しました。

5軒目 総合病院 精神科

地元に戻りましたがまた3軒目のおじいちゃん先生のところには行きたくなかったので

別の総合病院の精神科を受診することにしました。

4回目の転院となると心が相当折れてきていまして、またうまく病状を説明できなかったらどうしよう・・・どうせ私の病気なんて治らないんだ・・・どうせ・・・と卑屈になっておりました。

総合病院の精神科はとにかく混んでます。

随分長く待って、やっと呼ばれました。

担当医は話しやすそうなおじさん先生でした。ホッと一安心です。

ここでは先生との信頼関係も築けました。血液検査をしたら甲状腺機能低下症であることがわかりました。

甲状腺機能低下症はうつに似た症状が出ることもあります。

同じ総合病院の血液内科で定期検診を受けることになりました。

薬のこと、今後のことを一番話せる先生でした。

6軒目 メンタルクリニック

2016年の春、引っ越しをした後体調が安定していたので1年以上も病院に行っていませんでした。(真似しちゃダメです!)

その年の秋に体調を崩し、退職。その後も家から出られないほど鬱がひどい&お金がないなどの理由で病院に行きませんでした。

関連記事:双極性障害の患者が1年以上自己判断で通院しないとこうなる

17年の7月、実家から母に来てもらって付き添いを頼み、紹介状を持ってようやく受診しました。

5年双極性障害歴があると、転院したのが何年の何月かもう思い出せなくなっていました。

看護師さんに転院歴を説明するときにどうしても思い出せなかったので、「すみません、お薬手帳見てもいいですか?」と頼みました。

まさかお薬手帳がこんなときにも使えるとは!お薬が処方された病院と日付が載っているので転院が多い人のお役立ちアイテムですね。お薬手帳は病院・薬局に行くときには必ず持って行きましょう。

転院をくり返して感じたこと

一度通い始めたらなかなか転院できないですよね。気軽に「この病院自分に合わないから紹介状書いて」なんて言えないよ!

転院したらまた一から説明しなきゃいけないこともあるし、環境変わるだけで疲れる・・・。

転院は疲れます。

なるべく転院しなくても済むようにも、長く付き合える病院を選びたいです。

転院をするときに気を付けたいこと

病院選びは慎重に

ただでさえ家から出にくい病気ですから距離は大事です。交通機関を使えば行くのだけでもお金がかかるし体力も使います。でも、近ければ行きやすいですが、自分には合わなかったら正しい治療が受けられません。

Check!

・家からの距離は?

・どれぐらい混むのか?

・主治医ととコミュニケーションはとれるか?

・自分に合った治療・処方がされるか?

これらを考慮して慎重に選びたいです。

医療機関をとっかえひっかえする、ドクターショッピングはやめましょう。

ある程度長い期間受診しないと医者もあなたの病状を判断できません。合わないから、診断名が気に入らないからと1,2回行っただけで病院を変えるのはあなたのためにはなりませんよ。

病名・処方が変わることがある

病院を変えると、診断やお薬の処方が変わることがあります。

すべての精神科医が同じ診断基準で判断しているわけではありません。

3軒目で処方された薬を見て、4軒目のメンタルクリニックの主治医は「かなり古いタイプの薬を処方されていたんですね。」と言いました。

3~4軒目の間に病状が大きく変わったでいうわけではありませんが、処方は大きく変わりました。処方を大きく変えるということは患者さんの体調も大きく変わる可能性があるため大抵は転院してすぐ処方ががらっと変わることはないと思います。私の場合はそれまで飲んでいた三環系抗うつ薬の副作用がひどかったので変えてもらいました。

このように医師が変われば処方も変わることがあるのは覚えておいてください。

5年病院に通っているうちに診断名は変わりました。薬も様々な種類を飲んできました。

おわりに

以上、転院をくり返した経緯と分かったことでした。

双極性障害やうつ病など精神疾患は長期間通院することになります。

安心して通える病院を選びたいですね。

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