【うつ病・双極性障害】病名を失うのが怖いと思ったことはありませんか?

病名を失うのが怖い、病気が治るのが怖い、そう思ったことはありませんか?

風邪にかかったとき、早く治したい!と思いますよね。

しかし精神・心にまつわる病気はそう思えない場合もあります。

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病名がついたときの気持ちは?

うつ病、双極性障害などの精神疾患、その病名が告げられたときあなたはどんな気持ちになりましたか?

「どうして自分が?」

困惑しましたか?

「この病気は治るんだろうか。」

不安に思いましたか?

「やっぱり、そうだったんだ。」

病名がついたことに安心したでしょうか。

私は抑うつ状態で初めて心療内科に行ったとき、

どうして私がうつに?

うつ病になんか絶対ならないと思ってたのに。

受験はどうしよう。将来どうなるんだろう……。

困惑、不安、悲しみでいっぱいになりました。

療養をしているときの気持ちは?

病院に通い、薬を処方され、なんとか受験を乗り切ったものの抑うつ状態は続き大学を退学しました。

ゆっくり療養できる安心感も少しだけありましたが、それよりも不安、焦り、自責の念がありました。

大学を卒業できなかった自分は就職できるんだろうか?

いずれは結婚したいけどうつ病の自分が結婚できるわけない。

うつになるなんて、どこで間違ったんだろう。

私のメンタルが弱いからうつになったんだ。なんてダメな人間なんだ。

今は親から生活費をもらってる。成人したのに情けない。早く、一刻も早くお金を稼がなきゃ!

こんな気持ちがずっと頭の中でループしていました。

うつの落ち込みも相まって、まさにどん底にいる気分でした。

病名を失うのが怖い!

病名がついてから数年後。

療養生活が当たり前になっていた私はいつの間にか「病名を失うのが怖い」と思うようになっていました。

ここでは「病名を失う=通院・服薬の必要がなくなり日常生活を特に問題なく送れる」こととします。

おかしいですよね?

病気を治したいと思えないなんて。

健康な方、うつ病や双極性障害が告げられてからあまり時間が経っていない方には理解されない心理でしょう。

なぜ病名を失うのが怖いのか?

自分の気持ちと向き合ってみたら不安が湧き出てきました。

まずは、社会に出るのが怖いこと。

社会経験もなく、大学を卒業していない自分が社会でやっているわけがないと思い込んでいました。

バイト経験はあるにせよ、ブランクが開きすぎています。

そして、元気な自分が想像できないこと。

精神病を抱えている自分が一種のアイデンティティになってしまい、病前の自分とかけ離れていることに不安を感じました。

以前はあんなに「うつは嫌だ。一刻も早く抜け出したい。」と思っていたのに……。

思っちゃいけないことを思っている甘えた自分が嫌になり、さらに気分が落ち込みました。

治したい!という気持ちさえ奪ってしまう、それだけ精神疾患は手強い病気なんです。

「なるようになる」

うつのどん底を経験してから、病前の性格には戻れないと自覚しました。

寛解しても多大なストレスを受けるような環境に身を置かず、再発しないように心がけることが必要です。

抑うつ状態は特に現在よりずっと後のことを心配しがちです。

十分な休養と適切な治療を受けていればいずれ社会復帰を目指せるようになります。

今は社会復帰なんて全然無理!と思っても少しずつステップを踏むことで自信がついていきます。

病気になる前の自分に戻ろうとする必要はありません。

病気をきっかけに生き方を見直してみるのもいいのではないでしょうか。

私は「絶対にやりたくないことはやらない!」と決めています。

ストレスに押し潰されて命を絶つぐらいなら無理にやりたくないことはやらなくていいんです。

病気になる前に想像していた将来像には全くなれていませんが、まあそれでもいいかなとなあなあで生きています。

そのときできることをやっていたら少しずつ自信がついてきました。

怖いと感じている自分を否定することはありません。

「社会復帰が怖い、病気を治したいと思えない、なんて自分はダメな人間だろう」と否定のループに陥りますから。

恐怖や焦りがある気持ちにとことん向き合ってみましょう。

何が怖いんだろう?何が不安?どれぐらい怖い?

不安な気持ちを書き出してみる認知療法もおすすめです。

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双極性障害Ⅱ型でアダチルの理奈子です。 認知、ゆがみまくってます。 認知行動療法に興味はあるのですが、以前ネットで調べて...

「今は怖くても、その先もずっと怖いとは限らない。」

なるようになります。

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