就労継続支援B型体験談【4日目】職員さんとの叶わぬ友情の話とさよならの話

双極性障害で引きこもりの理奈子です。

私が就労支援施設に通っていた頃のエピソードをお送りしています。今回で最後です。

この記事単体でも読めますが、よろしければ1日目からご覧になってください。

1日目を読んでいなくても分かる基本情報

就労支援施設に通っていた私が体験したことや思ったことの話

障害者差別の意図はない

・書いている人(私)は双極性障害Ⅱ型の精神障害者

・時系列バラバラ

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職員さんとの叶わぬ友情の話

季節が冬から春に移り変わるころ、私は何度目か分からないうつ期に突入していました。

2週間ほどお休みした後作業所に行くと雰囲気がガラッと変わっていました。

職員さんが入れ替わり、作業内容も掃除の手順などが分かりやすくなっていました。

作業がしやすい環境になったことで安定して通所ができるようになりました。

新しく来た職員さんは私と同年代の女性でした。

職員さんと共通の趣味があったので、お昼はよく彼女のそばにいって趣味の話をしました。

職員と支援サービス利用者の関係でしたが、私は彼女をお姉さんのように思っていました。

もっと仲良くなれたら。

でも私は利用者で、彼女は職員です。

教師と教え子のような関係です。

職員さんは利用者みんなに平等に接します。ちょっと趣味の話で盛り上がれるというだけで私を決してひいきしたりはしませんでした。

就労支援施設の通所をやめるとき、よっぽど職員さんに手紙を書いて渡そうかと思いました。

趣味の話ができて楽しかったこと。私なんかに優しくしてくれてすごく嬉しかったこと。(本当は友達になりたかったこと。)

でも考えて、やめました。私と職員さんの関係はドライなままでいい気がしたからです。

私が健常者だったら仲良くなれたんだろうか。

もし別のところで出会っていたら友達になれただろうか。

それとも職員と利用者の関係だから仲良くしてくれてたんだろうか。

もしものことは分からないけれど

私はずっと彼女に感謝しています。

さよならの話

就労支援施設に通い始めてから1年が経とうとしていた頃

私に「今ならできる」と自信が湧き始めていました。

そう、いよいよ一般就労です。作業所に通うのをやめ、アルバイトをすることにしました。

体調も安定していて継続して通所できるようになっていました。

職員さんと支援員さんに相談した結果、アルバイトをしてみてもいいだろうと許可を頂けました。

就労継続支援B型サービスを受給して良かったか?と言われると

私は迷わず「良かった!」と言えます。

支援員さんと職員さんと自分に適した目標を立てることで

無理なく徐々にステップアップできました。

まず、通所回数・時間を週2回4時間から週3回6時間に増やすことができました。

作業内容も最初はできることが少なかったのですが

売店のポップを作ったり、エクセルで売り上げを入力したりとできることが次第に増えていきました。

できることが増えるとそれが自信につながりました。

1年前までずっと自宅で寝てばかりいた私が自然と「アルバイトできそう!」と思えるようになったのは進歩です。

そして、友達ができました。

1周り以上年上の人、自分とは違う障害の人でも友達になれることが分かりました。

職員さんからも、利用者さんからも私は本当に親切にしてもらいました。

コミュニケーションでトラブルを起こすことは何度もあったけれど、今はよくしてもらった思い出の方を思い出します。

お菓子もらったり、悩みの相談に乗ったり、なんでもないことで笑いあったり、楽しかったなあ。

今は家で引きこもってる日々を送っているので、コミュニケーションは人にとってやはり大切だと実感しています。

作業所をやめるとき、利用者のみんなにさよならは言いませんでした。

利用者さんを動揺させることなく静かに立ち去りたいと思っていたからです。

約1年間の通所で得たものは、一般就労への道だけではありませんでした。

自分の中にあった障害者へのイメージが変わりました。

そして、この先自分の障害とどう向き合っていくか考える機会にもなりました。

エピソードはこれで終わりですが、次回は就労継続支援を受けて体験したこと・感じたことのまとめをお送りします。

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