就労継続支援B型体験談【3日目】恋愛の話と季節の変わり目の話

双極性障害で引きこもりの理奈子です。

引き続き私が就労支援施設に通っていた頃のエピソードをお送りしていきます。

この記事単体でも読めますが、よろしければ1日目からご覧になってください。

1日目を読んでいなくても分かる基本情報

就労支援施設に通っていた私が体験したことや思ったことの話

障害者差別の意図はない

・書いている人(私)は双極性障害Ⅱ型の精神障害者

・時系列バラバラ

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恋愛の話

女性という生き物はどうしてこうも恋愛トークが好きなんでしょうか。

それは就労支援施設でも例外は無く、どんな障害でも何歳でも皆恋バナというものが大好きなようでした。

女性専用休憩室は恋バナが持ち上がるといつもにぎやかになりました。

コミュニケーションが苦手でほぼしゃべらない人も会話を聞いて少し微笑んでいることもありました。

「理奈子ちゃん彼氏いるの?どんな人?イケメン?」「今日新しく来る人はイケメンかな?イケメンだといいな!」そしてイケメンが好きなようでした。

彼女たちは恋愛に積極的でした。「自分は障害者だから」と恋愛を諦めている様子はありませんでした。「自分は障害者だから結婚は難しいかもしれない、それでも」と自らの障害を自覚したうえで恋愛をしたいと思っていたようです。

作業所には恋愛禁止のルールがありました。恋愛をするぶんには構わないが作業に影響が出てはいけない。作業所でいちゃついてはいけない。トラブルを起こしてはいけない。というものです。

ですが恋する気持ちは誰にもとめられません。障害者さんの中には自身の感情をコントロールするのが苦手な方もいます。三角関係、ストーカー未遂、相次ぐ恋愛トラブルに職員さんは毎日のように頭を悩ませているようでした。

私は自分のことはあまり話しませんでしたが、恋愛相談にはよく乗っていました。なんだか学生時代に戻ったようで楽しかったです。大学を退学し、うつのどん底にいた私がしばらく忘れていた経験でした。

季節の変わり目の話

「近頃めっきり寒くなったね」なんて会話が飛び交う秋から冬へと移行する季節の変わり目に私は案の定体調を崩していました。

季節の変わり目に体調を崩すのはいつものことです。気温が下がる季節だけでなく春や夏になるときも季節の変化についていけず鬱になっていました。

私が通っていた作業所は体調が悪いときは無理せず休んでもいいことになっていました。

体調を整えて作業所に通う、というのも作業目標の一つです。

普通の職場と違って「あの人がいないとこの仕事が回らない」ということはありません。

就労支援サービス利用者は、一般就労に近づくため自分の目標を立てて作業所で用意された作業をするのが仕事です。

職員さんは利用者の指導・補助役です。一般就労が難しい人たちの集まりなので、決まった日に通えない日も考慮して作業計画が組み立てられていました。

自分が休んでも誰かがその穴を埋めるようにできていました。

鬱がひどくなった私はそのことを悪く考えてしまう思考になっていました。

「誰かがやってくれるから自分がつらいときは無理して通所しなくてもOK」を

「私がいなくても作業所は回るから自分なんかいないほうがいい」に歪んだ思考のせいで変換していました。

ようやく鬱がましになった日に私は久しぶりに作業所へ向かいました。

しかし明らかにサービス利用者の数がいつもより少ないのです。

通っていた作業所は身体障害者と思われる人はおらず、知的と精神の人のみいました。

(思われる、と書いているのは本人が明言しない限りその人が何の障害かは分からないため推測するしかないからです)

そこで名簿を見ると、精神障害者と思われる人たちがほぼ休んでいました。

「知的の人しかいな~い・・・いな~い・・・いな~い……ラララ~ラ~ラララ~…」

(頭の中を流れる謎のメロディ)

なーんだ。季節の変わり目が弱いのは私だけじゃなかったんだ。

作業所に通った期間は1年とそう長い期間ではありませんでしたが

精神障害者の割合が少なくなる度に「ああ季節の変わり目がやってきたな」と四季の移ろいを感じる私でした。

次回でエピソードは最終回です。

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